藤原竜也主演のドラマ原作、湊かなえ「リバース」を読んだ

本屋で見つけて何気なく買ってみた湊かなえの「リバース」。最近ドラマ化されているようで藤原竜也戸田恵梨香が表紙に載っています。

 

湊かなえは「告白」と「夜行観覧車」しか読んだことがなくて、「リバース」も結末が後味悪いのかなと読む前は予想していました。読んでみたらそうでもなかったんですけど。

 

とりあえず主人公の深瀬和久という人物の台詞・挙動が全部藤原竜也で想像できてしまいました。藤原竜也のキャスティングは正解だと思います。やっぱあの人挙動不審で気弱な役がハマるんですかね。

 

物語としては全体のうち3/4くらい来たところで山場が2つあって、最後の5ページくらいでこれまでの話を伏線としてまとめられた印象でした。ストーリーの立て方は前も感じてたけどやっぱり上手い。昔は単純な勧善懲悪や恋愛をテーマにした小説の方をよく読んでましたけど、ストーリーの練られ具合はミステリの方がよく考えられている気がして、最近はミステリ面白くて好きです。あと、「リバース」は最後主人公が一連の物事に対して結論を出すんですけど、その結論に対して個人的には「そうじゃないんじゃないか」と思うところもあって。結末に対してどう思うか誰かと意見を交わしたいです。読後に何か、しこりみたいなものが残って誰かと後で話せるところはミステリの楽しみではないでしょうか。

 

現在ドラマは2話ぐらいまで放送されているようなので、今週から見てみょうかな。小説を読んだ限り藤原竜也が絶叫するシーンがあまりなさそうなので、それは残念。ドラマオリジナルに期待。