Freakoutのエンジニアから聞いた話で共感したこと

 ネットの広告って自分の興味に関連した広告が頻出するようになってますよね。その仕組みは機械学習だと思うんですけど、機械学習ってネット広告では実際どういう風に使われているのか分からない。そんなとき、こんなイベントがあったので参加してみました。

camphor.connpass.com

 

 

 イベントでは、フリークアウトが製作し売り出しているDSPとは何か、と機械学習をどう使っているのか、の2点についてお聞きしました。

 

 DSP(Demand Side Platform)とは、広告を出したい人が効率よく広告を打ち出せるサービスです。そもそも広告は、広告を出したい人が、広告の枠を持っている人から枠を買って表示されています。広告をたくさん出したければ、それだけ取引数は増えます。けれど、膨大な数の取引をいちいち自力でやっていたら時間とコストがかかる。この取引を自動化するシステムがDSPです。

 

 もう少し取引について詳しく言うと、広告枠は広告を出したい人の中で競りにかけられます。広告を出したい人からすれば、できるだけ安い値段で競りに勝ちたいわけです。入札価格は、広告のクリック率に比例します。つまり、クリック率を正確に予測できれば、適正な値段で競りに勝つことができます。このクリック率の予測に機械学習が使われています。

 

 技術系の話も面白かったのですが、自分が一番共感したのはプログラムの設計・改善において指標を数値として表示させることです。数値化できていないとプログラムの改善しようがないと聞いて、プログラムにしても自分の専攻の生物実験にしても、指標を定量化する必要性は共通で、次何をすればいいのか決める上で重要だと感じました。

 

 機械学習は今IT系企業の説明会に行けば必ず聞く言葉で、自分もちょっと勉強しようかな、と思いました。また機械学習関連で記事を書くかもしれません。それでは、短いですが今日はこんな感じで。