ウィーン出張記
今年の2月20日から2月25日に、生まれて初めて海外を訪れました。場所はウィーンで、「MATHMOD 2018」という国際学会に参加し、ポスター発表をしてきました。国際学会の参加も初めてで、学会での体験や現地の観光が自分にとってすごく思い出深かったので、本記事で出張記としてまとめます。
前日入り
行くぞウィーンに!
ということで初の国際線に搭乗しました。航空会社はフィンエアー(FINNAIR)で、当初エコノミークラスを予約していたのですが、空席の関係から受付の人におすすめされ、エコノミークラスの中でも上位席のエコノミーコンフォートに座席を変更しました。後述しますが、この座席変更はとてもラッキーだったんです。
余談:WEB予約をしていたので、受付を高速に完了させることができた。あと受付では、キャリーケースにかけているバンドのかけ方が違うことを指摘された...。取っ手を通るようにかけないとダメらしく、勉強になった。
次の保安検査では、国際線と国内線では勝手が違うので少し緊張していましたが、特に大きな問題はなく通してもらえました。液体検査で少し停められて、乾燥防止のために化粧水をスプレータイプの透明なプラスチック容器に入れていたら、中身を2回くらい検査されました。それ以外のニベアクリームや日焼け止めは大丈夫で、多分容器に記述がまったくなかったため検査に引っかかったのだと考えています。
そして、いざ飛行機に搭乗すると座席にはアメニティグッズが! エコノミーコンフォートにすると、映画や音楽の視聴用に音質と付け心地のいいヘッドホンが支給されました。加えて、マリメッコのデザインのポーチがもらえました。ポーチは、エコノミーコンフォートの席では貰えるけれど、エコノミーでは貰えないことを知り、座席変更して良かった、と嬉しかったです。機内のグッズデザインは、フィンエアーがフィンランドのファッションブランド「マリメッコ」と提携していることから、全部マリメッコでした。機内食の紙ナプキンやコップ、コースターなどの小物が全部マリメッコ柄で、可愛かったです。 機内の食べ物で一番美味しかったのは、フィンランドのチョコレート。日本のものと比べて甘すぎず、程よい甘さで、食べやすかったです。
機内でのその他の雑感としては、
- 映画「ブレードランナー2049」(シリーズ2作目)を見たけど、1作目を見てなかったからよく分からなかった。途中で出てきたおっちゃんの重要性に気づかず、出張中に同行した人に後で解説してもらうことで、やっとおっちゃんが重要人物(1作目の主人公)であったことに気づいた。時既に遅しだった。
- 音楽でJPOP聞いたら、大阪LOVERをドリカムじゃなくて韓国人の人が歌ってた。著作権の問題なのかな...?
- フィンエアーの公式HPを見て、機内でwi-fiが使えると思っていたら、有料だった。結局使わなかった。1000円/時間とかで高かった。
- 機内で水と食べ物が支給されるのかよく分からなかったので、制限区内でいろはす500ml×2と100円のおかきを買って持ち込んだ。結果、水はトランジットのヘルシンキ空港の保安検査場で半分くらい捨てることに。無知が悔やまれた...。おかきは食べたし、いい間食になったので、買ってよかったと思う。
トランジットにて
9時間ほどのフライトを経て、トランジットでフィンランドのヘルシンキ空港に3時間ほど滞在しました。 保安検査を抜けて1時間ほどショッピングモールをぶらぶらし、その後は、搭乗ゲート前の待合室で隣の席にいた日本人の男性とお喋りをしていました。男性は某有名コンピュータ会社の下部組織でセキュリティ関連の会社に勤務しているらしく、ウィーンで開かれたセキュリティのカンファレンスに参加されるそうでした。日本やヨーロッパのセキュリティ事情について教えてもらい、他にも自分が知っていた暗号通貨の話の内情を教えてくれたり、国家規模で重要な仕事の内容について少し紹介してくれたりして、自分とは違う世界の前線で活躍している人の話にわくわくしっぱなしでした。 その方とは帰りの飛行機も一緒で、お互いに驚きました。また、いただいた名刺を当時はよく見ていなかったけれど、帰国後に確認したら役職が代表取締役兼社長でした...。恐れ多い。
機内では隣の席に座っていた日本人マダムと喋っていました。その方は、昔ミラノで一緒に働いていて今はウィーンに住んでいる友達に会いに行く予定だったそうで、到着した空港では電話でイタリア語をぺらぺら喋っているハイスペックなマダムでした。私が数学系の学会に参加することを伝えると、すごく関心を持って話を聞いてくれたので、会話が楽しかったです。ウィーンには何度か行ったことがあると言っていたので、おすすめの観光地と食べ物(後述の美術史美術館やアップルシュトゥルーデルなど)を教えてもらいました。
ここまでを振り返ると、行きのフライトは1人で行動していましたが、基本的に寝るか、もしくは人と喋っていたので、あっという間に時間が経ちました。喋った人は皆初対面の人だったけれど、普段付き合わない人と会話するのは知らないことが多くて楽しいし、このときに出会った人たちとまたどこかで出会えたらいいなあと思います。
そして、ウィーンに着いた!
ウィーン国際空港に着いたら、日本人のマダムとはお別れし、同じ学会に参加する方と合流しました。現地の特急に乗って市内中心地のミッテ駅に到着。
ミッテ駅ではスーパーに立ち寄り、水やその日の夜食を買いました。スーパーの中は日本と商品のカラーリングが違っていて、視界が全体的にカラフルでした。乳製品のブースが大きくて、商品の種類が多かったです。特にチーズは種類と量が豊富でした。実際にバターやチーズを食べてみると、日本のものに比べて乳脂成分が濃く、味がはっきりしていたと思います。個人的には日本のものより好みの味でした。
飲料水は炭酸入りのことがあるので、炭酸なしの水が欲しかったら「still water」を注文する必要があることを学びました。
買い物を終えたら、ホテルに向かうためミッテ駅を出発しました。国外に来てから初めて外に出てウィーンの景色を眺めると、日本の建物とは全然建築様式が違っていて、日本と全く異なる景色にすごく驚きました。異国に来た!!という実感が心から湧きました。
ミッテ駅からホテルまではUberを使って、現地の人の車に乗せてもらい移動しました。宿泊したホテルは、Das Opernring Hotelです。チェックインの際には、フロントの人がウィーン周辺の名所を紹介してくれて、日本語が併記された地図を渡してくれました。フロントの人についてはいくつか小話があるので、詳細は後述します。
フロントから部屋までの階段には、近くにある国立歌劇場の演劇スケジュールが貼ってあり、階段を上っていくと壁には有名な演目の写真が並んでいました。さすが芸術の街...。
部屋は、天井が高かったです。日本の1.5〜2倍くらい高さが違っていて驚きました。荷物をおろした後は、スーパーで買った夜食(ベーグル、バター、サーモン)を食べつつ、SpotifyでSuchmosを聴いて夜を過ごしました。ウィーンに着いたらSpotifyの広告がドイツ語音声になっていて対応の早さにまた驚きました。
いざ学会に参加
(この章は研究に対して込み入っているので、読み飛ばしてもらっても大丈夫です) 会場のウィーン工科大学に到着し、受付で名前を言って、名札と学会資料を受け取りました。私の名字が受付の人は「サ、サカ...」と言いにくそうでした。というか最後まで言ってませんでした...。
Opening sessionでは音楽の街らしく、4人のオーガナイザーが1人20分くらい喋った後に毎回カルテットがありました。話に飽きが来なかったし、演奏を聴くのが楽しかったので良い企画でした。日本の学会も似たような何かをやってくれないかなあと思いました。
オーガナイザーの1人が数学と学会をかけてとんちのような良い話をしようとしていたんですが、ちょっと意味が解らなかった...。多分スベっていて、外国の人の話っていつも面白いと思っていたから「あ、スベることもあるんだ...」と切なさを覚えました。発表の採択率も開示されて、確率は3/4くらいでした。
会議中は、自分のポスター発表がある時間帯以外は口頭発表を聞いていました。発表のテーマがほとんど統一されていなくて、生物の骨の形態を最適化で表現するという内容の発表の直後にMRIの磁気の放射の最適化に関する発表があったりで、何でもあり感がすご かったです。全体講演(Plenary Talk)も内容が多岐に渡っていて、onlineで解く最適化問題の効率的な解法の話や、水害の被害を水量に応じて異なる方法でシミュレーションするという話がありました。
ポスター発表では、私の使っている最適化の手法を参加者全員が知っているわけではなかったので、人によって研究背景の説明に偏りがあり、込み入ったディスカッションがあまりできなかったことが少し残念でしたが、英語も伝わったし、出来は良かったので満足です。A4のハングアウトを渡すとウケが良かったですし、発表後に質問ももらえました。終了前後は人もまばらになっていたので、発表者の学生とお互いに研究の内容を聞きあったり、喋ったりしていました。
学会全体の所感を述べると、数学の応用を目指した研究が多く、ほとんどの発表で異分野の学問の問題を取り扱った研究が行われていました。特に生物学との融合研究は全発表の1/4くらい占めていて、数学者が、数学で生命現象を解明しよう、もしくはエネルギー生産などの生命活動を効率化させるモデルを数学で作ろうといった動きが進んでいました。私は自分の研究で、生物を専攻して実験や観察をしつつ、数学の手法を勉強しながら使用していますが、その選択は間違っていなさそうだったし、生物系の研究者がもっと数学を勉強して自立的に数学を適用させても良いんじゃないかな、と思いました。
余談:会場のウィーン工科大学はトイレの蛍光灯が真っ青でした。慣れないせいか異様な空間に感じられて、あまりトイレに長居したくなかったです。ライトが真っ青な理由について、気を鎮めるためなのか?とか考えていましたが、ウィーン工科大学に通っている友達に質問すると、数年前近辺で麻薬が流行していて、麻薬の注射を防止するために血管が見えないよう青いライトにしているとのことでした。なるほど!!!
懇親会(Banquet)
日本人とオランダ人の研究者と同席して、お互いの研究に関する話や、会議中に開催されていた平昌オリンピックの話をしました。オランダは博士後期課程に進学する学生が修士号を取得した学生の2%くらいしかいないらしいことにちょっとびっくりしました(日本はもっと多いはず)。
懇親会の合間には、レストランで(多分)出稼ぎに来ていたヴァイオリニストとアコーディオニストが懇親会中に各テーブルで3曲ずつくらい演奏してくれました。出身国を聞かれたので、「Japan!」と答えたら、「上を向いて歩こう」と「だんご3兄弟」を弾いてくれました。「だんご3兄弟」をどこで覚えるのか不思議でしたが、合いの手の「だんご!」のタイミングは完璧でした。遠い異国で日本の曲なんて聴けると思っていなかったし、めっちゃ嬉しかったのでチップをたくさん払ってしまいました。
解散後は少し時間があったので、ザッハトルテの本店ホテル・ザッハーに行って本場のザッハトルテを食べてきました。チョコが濃くて、砂糖なしの生クリームと絡めると、美味しかったです。
学会を終えて、観光
学会開催中の夜や学会終了後に色々なところに観光しに行ったので、最後に紹介していきます。
バレエ観劇
ウィーンに来て2日目の夜にウィーン国立歌劇場でバレエを観ました。バレエはジョージ朝倉の「ダンス・ダンス・ダンスール」を読んで世界観を少しだけかじっていたけど、生で実際のバレエを見るのは初めてだったので感動しました。自分が観た演題「Balanchine | Liang | Proietto」のうち、Liangが特に印象的で、1つ1つの動きがダイナミックで、静置な踊りというよりは体操の跳馬みたいなスポーツを観戦しているみたいでした。自分の座席からはオーケストラの演奏がよく見えて、コントラバスの人たちが演奏の無いときに舞台を振り返って踊りを観ているのがわかりました。「のだめカンタービレ」と「ダンス・ダンス・ダンスール」を読んでいたおかげで、バレエを楽しめた気がしました。観劇中、漫画で音符が書かれていたコマに実際の音が乗ってくる感じがして、楽しかったです。
国立歌劇場は建物が凝っていて、美術館では無いけれど内部に彫像や絵画がいくつかありました。天井にも絵が書かれていて、芸が細かかったです。
余談:帰りにホテルの近くのカフェで食べたジェノベーゼのスープが美味しかった。ホットチョコレートも飲んだけど、一杯でお腹半分くらい満たされそうだった。
Belvedere美術館(ベルヴェデーレ)
クリムト作品が有名で、「接吻(The Kiss)」「ユディト(Judith)」が展示されているBelvedere美術館。建物が2つに分かれていて、上宮と下宮のうち、上宮に入ってすぐの入り口には、天井いっぱいに絵が描かれて、たくさんのシャンデリアが上から掛けられていて圧巻でした。 絵画の展示は、各部屋の壁一面に複数の絵がいっぱい掲げられていて、贅沢な展示の仕方をしてました。それぞれの絵画にはカバーが掛けられていなかったし、立入禁止のロープもなくて、日本の美術館の展示方法とは大きく違いました。
「接吻」は写真だと良さが伝わらないので、実際に美術館で見てほしいです。斜めから見ると光が射して絵が金色に輝いて見えます。
行ってみてから知ったけれど、Belvedere美術館には、教科書などで有名なナポレオンの肖像画も展示されていました。人生生きているうちに実物が見られるなんて思っていなかったから、外国来たんだなあと再び実感して、ただただ感動しました。原画の実物はとても大きくて、自分の背丈の2倍くらいはあり、作者はどうやって上の方書いたんだ...、としばらく動けませんでした。
最後の写真は面白い表情をしていたので、特に意味はないけど掲載します。最初「梅干し食べたん...?」て思いました。
上宮を見終わって、美術館全体に広がる庭を通り過ぎて下宮に入ると、部屋全面が金色に輝く「黄金の間」がありました。両面に張られている鏡の前で写真を撮ると金色の空間が無限に続く写真が撮影できました。部屋の隅には日本風の細工が施された金箔の箱がありました。豊臣秀吉のオマージュ?
Kunsthistorisches Museum Wien(美術史美術館)
Belvedere美術館の後に行った2つめの美術館。行きの飛行機で隣の席に乗り合わせた日本人のマダムに「絶対行くべき!」と推薦されたので行ってきました。Belvedere美術館に比べて作品数が圧倒的に多くて、絵画、彫刻、遺物など含めて30作品×50部屋ぐらいあって、鑑賞途中から頭の処理能力を超えました。オーストリアで生まれた作品だけでなく、例えばエジプトのミイラや壁画などもあって、ハプスブルク王家の所有欲と当時の権力の大きさに凄みを感じました。
一番(良い意味で)意味が分からず、変態と思ったのは立体彫刻。石をどうやったらこんなに細部まで掘りきれるの...と、自分が3次元の形状について研究しているから、余計に変態に見えました。カゴの中にカゴ、さらにその中にカゴ...のような入れ子になっている石像もありました。あまりに訳が分からなすぎて、作者を尊敬しました。
絵画については「バベルの塔」が展示されていたり、建物の壁にクリムトの絵が描かれたりしていました。個人的にはフェルメールがすきなので、「絵画芸術」が見られて良かったです。ただ、「絵画芸術」を見る頃には頭が疲れ切っていたのが残念でした。鑑賞も思考の鍛錬だなあと感じました。
西洋の芸術を鑑賞しまくった結果、日本の絵画や書をもっと見て比較鑑賞ができるようになりたいと思いました。
Cafe Central
ウィーンの市街中心にはカフェがたくさんあり、今回の出張で私はCafe MuseumとCafe Centralに行きました。どちらのカフェもおしゃれなカフェでした。Cafe Centralでは、ウィーンの名物お菓子アップルシュトゥルーデルを食べました。すごくすごく美味しかったです。ウィーンで食べたものの中で1番美味しかった。日本で同じ味のアップルシュトゥルーデルは中々食べられないだろうし、またウィーン来て食べたい気持ちが高まりました。
その他
雑感のまとめです。
フロントのお兄さん
ホテルのフロントマンが、ウェービーな茶髪でメガネを掛けてスーツを着たキレイなお兄さんでした。一緒にホテルに泊まっていた人が「あのお兄さんゲイっぽいよね」と2日目から言っていたのですが、どことなくクリス松村を彷彿とさせる仕草にゲイというよりはオネエなのでは?と思い続けていたけど、真偽は謎です。そのオネエ(?)のお兄さん、とても親切な人で、チェックインのときはスーツケースをエレベーターまで運んでくれました。宿泊中にBelvedere美術館に行きたいことを告げると、地図にルートを書き足してくれて、現地の人に見せてわかるようドイツ語でメモを書いて渡してくれました。とても助かったので、後でお菓子をあげたら喜んでくれました。
あと、毎回私が鍵を預けると「グミ食べてって!」と色とりどりのテディベア型のグミがわんさか載った皿を差し出してくれました。1個だけもらうと、「まだ食べて良いんだよ!最低3個だよ」と言われたので、毎回3つだけ取ってました。多分いつも一緒な色の組み合わせ(赤・黄色・透明)でとっていたので、3日目ぐらいに「nice colors!」と言われてどう反応していいかよくわかりませんでした。緑のグミを取れば良かったのかもしれない...。そのときはとりあえず「haha~」って笑っときました。
ウィーンの治安
昼に女性が1人で出歩けるし、夜も複数人なら女性や子供が散策可能で安全でした。スリらしき人もいませんでした。通りすがりの人(おじいちゃんなど)に道を聞いたら快く対応してくれるし、英語で質問しても大体聞きたかった答えが返ってきました。
大体話しかけると「中国人?韓国人?」と聞かれました。日本人は珍しいのかな、と思っていましたが、出張中に市街地やスーパーなどで、日本語を喋っている観光客は10人前後見かけました。
友達との再会
去年の夏にインターンシップで一緒だったウィーン工科大学の友達と会って、一緒に夕食を食べました。友達は博士後期課程の学生なので、進路や今の生活など、お互いに話が合って楽しかったです。帰りに「また会おうね!」と言われたので、また近いうちに会いたいものです。
帰りの飛行機
ウィーンの朝焼けをあとに、Uberを利用してウィーン国際空港へ向かいました。この旅行中Uberを2回利用してみて、すごく便利なサービスだと知りました。おすすめです。
空港にてDEMELのザッハトルテを購入して、行きと逆のルートでヘルシンキ空港へ。ヘルシンキ空港では学会に一緒に参加した人がAMERICAN EXPRESSのGOLD会員だったので、ラウンジを使ってお菓子やご飯を食べながら、ゆったりと飛行機を待っていました。お金のある大人の恩恵を受け、贅沢な気分に浸ることができました。ラウンジでのんびりした気分になったせいか、ウィーンとヘルシンキの時差1時間を考慮していなくて、同行者がいなかったら飛行機を乗り逃がすところで危なかったです。
最後の飛行機はこれまでの贅沢とは少し格差のあるエコノミーの最後列席で、機内食が選べなかったけれど、そばが出たので久しぶりの日本食に舌が喜んでいました。座席にあったイヤホンの音質がエコノミーコンフォートで支給されたヘッドホンに比べて悪かったので、帰りの道中は音楽も聞かず映画も見ず、ひたすら寝ていました。そのため時差ボケらしきものはまったくなかった。
事後
- 学会でワインをもらったので、帰国当日にCAMPHOR-のメンバーで飲みました。美味しい白ワインでした。
- おみやげに買ったDEMELのザッハトルテ(ホール)を何人かで集まって食べました。こちらもスポンジが肉厚でチョコの味が濃かった。個人的にはホテル・ザッハーのザッハトルテの方が好みだった気がします。
まとめ
超楽しかった!研究に進捗を生むモチベーションが高まった!!次は論文書きます!!!!