Web系開発初心者におくるポートフォリオサイト作成のススメ

 こんにちは,サカシタです.昨年7月から個人のポートフォリオサイトをWeb上に公開しました.

skstmsk-portfolio.firebaseapp.com

 ポートフォリオサイトの半分には,これまでの研究活動が一覧にして掲載してあります.研究活動を一覧にすることで,自分の研究を他の研究者に紹介しやすくなる,また,研究資金の申請書を書くときに業績の情報を参照しやすくなる,ということを想定しました.

 加えて,サイトのもう半分は開発・デザイン・絵描きの制作物を掲載しています.これは自分の身の回りの学生エンジニアが制作物を公開していたことに倣っています.研究活動とは直接の関係がありませんが,色々なスキルを提示しておいて,面白い仕事が舞い込んでくることを期待しています.

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京都のIT系学生コミュニティCAMPHOR-に入ったよ & 2年近く通ってみて

プログラミングって周りにプログラミングできる人がいる方がいいんですよ,って話.

本記事は2017年4月22日に書いた「京都のIT系学生コミュニティCAMPHOR-に入ったよ」を一部修正し,2019年3月20日時点でCAMPHOR-に2年在籍してみて得た体感を加筆した記事です.上述の記事の内容は前半の「入った当初」にほぼ維持されています.2年前はブログを書き始めたばかりだったので文体がいかにも口語体ですが,これもまた一興ということで2年後の記述と比較してお楽しみください.

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ご飯が作りたくなる料理漫画×4+α

こんばんは,最近めっぽうさむいので.研究室から家に帰る頃にはお腹が空いてへろへろです.寒いと体のエネルギー消費も盛んなようで,美味しいご飯がいっそう食べたくなります.ご飯は基本的に自炊しています.一人暮らしだと,同じものばかり作りがちになってしまい,味に飽きることが難点.そこで,自分の好きな漫画を読んで,レシピのバリエーションを増やしています.今回のブログ記事では,私が好きな料理漫画を4つ紹介します.

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業績なしでも大丈夫?大学院生が学振に採用される方法

 この記事は CAMPHOR- Advent Calender 2018 21日目の記事です.20日目の記事はymyzkPython ウェブアプリのためのプロファイラ wsgi_lineprof の仕組み でした.

 さて皆さん,2018年も残すところあと11日となりました.来年2019年は10連休のGWがあるそうですが,皆さんGWの予定はお決まりですか?あなたが博士後期課程へ進学予定の大学院生なら,おそらく学振の申請書を作成するのではないでしょうか?「学振って何?」という方に,この記事でははじめに学振の概要を説明した後,学振の申請を考えている方へ,私が学振に採用されるためにやって良かったことを伝えたいと思います.最後は,申請に対する思いと当時の体験をおまけとして綴っていきます.この記事が学振採用への一助になれば幸いです.

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ウィーン出張記

今年の2月20日から2月25日に、生まれて初めて海外を訪れました。場所はウィーンで、「MATHMOD 2018」という国際学会に参加し、ポスター発表をしてきました。国際学会の参加も初めてで、学会での体験や現地の観光が自分にとってすごく思い出深かったので、本記事で出張記としてまとめます。

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時間を有効活用したいあなたへ贈る、ビジネスメールの書き方

この記事はCAMPHOR- Advent Calendar 2017 6日目の記事です。

はじめに

メールを書く時間が短くなれば、その分好きなことができる

お久しぶりです、skstmrty(@marty1martie)です。 大阪大学で大学院生として研究する傍ら、今年の4月からIT系学生コミュニティCAMPHOR-で運営メンバーとして活動しています(経緯はこちらから)。 最近特に、CAMPHOR-を通じて企業の方と交流したり、はたまた自分の研究関連で外部の教員・学生とやりとりしたりしたりすることが増えました。その際にかかせないコミュニケーションツールである"メール"について今回はお話したいと思います。

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じいちゃん私、博士課程に行きたいです

 先日、お盆で地元に帰省しました。お盆は毎年、祖父母の家に顔を出し、親戚一同でご馳走を食べています。その際、必ず話題になるのは私含めた孫達の進路。じいちゃんたちは、未来ある若者の将来に(もちろん良い意味で)興味津々です。けれど、私の進路が「博士課程進学」と聞くと、博士課程という単語に耳慣れない彼らは、一瞬戸惑ったような不思議な顔を私に向けてきます。親戚内で前例も無いし、このような反応になるのは仕方がないのです。
 実際、博士課程はほとんど認知されていません。息子や娘に「博士課程に行きたいんだけど」と言われて、即座にYes/Noを返せる親は大学の先生ぐらいではないでしょうか。大抵の方はうちのじいちゃんみたいな顔をするはずです。博士課程について検索をかければ無数の記事が出てくるけれど、私の場合は主にじいちゃんと伯父さんに向けて、自分の所見を混ぜて博士課程を説明してみます。皆さんの参考にもなれば幸いです。

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